ケーブルエントリーについて

コネクタ周辺機器④ ケーブルエントリーについて

コネクタの能力を最大限に発揮するためには周辺機器の知識も重要です。今回はケーブルエントリーについてお話したいと思います。

みなさんは、ケーブルエントリーって聞いたことはありますか?
コネクタのネジが切ってある部分のこと!と思われた方、正解です。

ケーブルエントリー(Cable Entry)は”ケーブルの入口”なので、コネクタのこの部分もケーブルエントリーですね。
ただ、今回説明するのは、下記の写真のようにコネクタをつかわないタイプのケーブルエントリーです。

ケーブルグランドも同じように直接引き込みができますが、このケーブルエントリーは次のような特徴があります。

① 分割できるので、加工済みのケーブルを引き込むことができる
② 組み合わせで様々なサイズのケーブルを複数収納できる
③ 固定ネジの位置が角形コネクタと同じ

ガスケットが分割し加工済みケーブルを収納
組み合わせで様々なケーブルを複数収納

実はこの部品、まだ歴史が浅くて15年ぐらい前から普及しはじめているので、知らない方も多いんです。

ちなみにケーブルグランドは100年以上の歴史があります。
ケーブルグランドは便利な部品ですが、下記のように沢山使うときは場所を取るのが問題で、こういった新しい部品が開発されました。

複数のケーブルグランド

なるほど、沢山のケーブルを収納するときに便利なんですね。

これまで紹介してきた、周辺機器も含めて制御盤用のケーブルインターフェースに使われる各種部品を比較してみましょう。

制御盤ケーブルインターフェース比較

今回ご紹介したケーブルエントリーは下記のカタログを参照してください。
ケーブルエントリーだけでなく、シールド部品やケーブル固定パーツなども揃っています。

(カタログPDF)

用途に応じて適切な商品を選ぶことが大切ですね!

イルメではお客様に最適なソリューションを提供していますので、お気軽にお問い合わせください!

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