< お役立ちポイント>
コネクタと電線の接続方法は様々ありますが、その中で最も信頼性が高いのが圧着結線です。
圧着結線では専用圧着工具でコンタクトピンをかしめることで、電線とコンタクトピンが一体化した状態で機械的に融合されます。コンタクトそのもので電線を固定するため、密度の高いインサートデザインが可能となります。
〜圧着結線の特長〜
- 圧着品質が工具により担保され、作業者によるバラツキなし
- ガスタイト結線(コンタクトと電線の接続部が真空)で経年劣化が少ない
- 機械的な接合のため熱・振動への耐久性が高い
- 結線機構が最小限のため高密度インサートデザインが可能
さらに、イルメではより高い品質を追求しています。
〜イルメの圧着結線〜
- 8点圧着(通常は4点)で高い信頼性を確保
- EN規格(EN 60352-2)への準拠
- さらに高信頼性を要求するフランス鉄道規格(NF F61-030)に対応
<高い信頼性>
圧着結線ではコンタクトと導体が機械的に融合するため、非常に高い引張強さを実現します。
特に大電流用の太径電線を使用する場合は、電線自体の荷重が大きくなり、インサートへの組み込みが難しくなります。
そこで、イルメでは独自のリテーナーロック方式を採用、多極の大電流配線でも簡単に組立が可能です。
<お問い合わせ>
結線品質はコンタクト・工具・作業の3つで決まります。
詳しいご説明・選定は、弊社営業マンが幅広いラインナップから最適なご提案をさせていただきます。ぜひお問い合わせください。
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