制御盤内コネクタで生産効率をアップ

”制御盤内コネクタ”をご存知でしょうか?
イルメコネクタは防水性などの耐環境性が特徴の一つですが、制御盤内や半導体製造設備のように環境性能が不要な場合でも、とても便利に使用することができます。

ワンタッチ配線 COBシステム

今回ご紹介するCOBシステムは、イルメのコネクタインサートをDINレールに固定するためのサポートシステムで、以下のような特徴があります。

  • 汎用の角型コネクタと同じくワンタッチで接続
  • 背面の配線スペースによりダクトレス構造に対応
  • ワンタッチ・オープン機構で簡単メンテナンス
  • 横幅わずか50mmに100極単位で配線可能(工具不要タイプは46極)
  • ほとんど全てのイルメコネクタおよびD-SUBコネクタに対応

端子台中継とは異なり、数十本の配線を一発で脱着できますので、外部オプションの配線や、制御盤のモジュール化とモジュール間接続に最適なソリューションです。

ナイロンコネクタとの違い

制御盤内ではナイロンコネクタを使われているケースを多く見かけます。
COBシステムはイルメコネクタをそのまま使うので、以下のようなメリットがあります。

  • 切削コンタクトにより、500回以上の脱着と高い信頼性
  • 100Aなどの大電流の接続にも対応
  • MIXOモジュラーコネクタを使って統合化が可能
  • SQUICH工具不要コネクタで、簡単に配線変更が可能

こういった特徴をうまく活用することで、配線効率の向上を図ることが可能です。

コモン配線をひとまとめ、ショートバーの活用

高密度タイプのCDSHインサート用のブリッジをつかうことで、制御盤内のPLCに配線されたセンサなどのコモン配線をまとめることが可能です。
下記のように3線式のセンサの場合は24Vと0Vはコモンになっています。上記の例では42極(14×3)を使って、14個のセンサの配線をまとめています。
制御盤外は42線が必要ですが、PLC側には16本の配線にスリム化されています。

200Aもワンタッチ

COBシステムは高電流の配線にも活用可能です。半導体生産設備では電源などで高電流配線のニーズがありますが、上記のユニットでは最大200A/1000Vの配線も収納可能となっています。
DINレール上で配線しやすいように、アングル配線になっています。
こちらを使っていただくことで、壊れやすい電源ユニットの交換もワンタッチで対応可能となります。

制御盤配線ソリューション

イルメジャパンは、角型コネクタ以外にも制御盤配線で使用可能なケーブルエントリーシステムのお取り扱いもございます。
制御盤周りの配線でお困りの方は、ぜひイルメジャパンにお問い合わせください。

SEMICON JAPAN 2023に出展します

展示会名SEMICON JAPAN 2023
会期2023年12月13日(水)〜12月15日(金)
場所東京ビッグサイト
展示ブースイルメジャパン株式会社
東棟第5ホール 5433


Boost productivity by ILME Connector“(半導体生産設備の生産性の向上)をテーマに制御盤内コネクタをはじめとした様々なソリューションを展示しております。

皆様のご来場をお待ちしております。
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お問い合わせ

角型コネクタは用途に合わせた選定が必要となります。
イルメジャパンの営業マンが最適なソリューションでご提案させていただきますので、ぜひお問い合わせください。

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